FC2ブログ

「ナンソル(蘭雪)」を観てきました^^

19008450_p.gif

●7月21日(日) マチネ 

IMG_20190721_134822.jpg
ホ・チョヒ:チョン・インジ
イ・ダル:アン・ジェヨン
ホ・ギュン:ユ・ヒョンソク

正直・・・撃沈でした。上っ面しか分からんかった。この分からなさは、例えるなら、ゴーグル付けて酸素ポンベ背負って海に行きながら波の上でプカプカ浮いているだけでした~~な感じに近いかと。。。ㅠㅠ

もっとしっかり予習をしていくべきでした。。。

一応、ホ・チョヒ(ホナンソルホン)は朝鮮時代の詩人である、ということ。弟のホ・ギュンは反逆罪で処刑されたということ・・・それくらいは調べてから観に行きましたが・・・

それでは全く足らんかった~~!

撃沈の要因は、そもそも語学力が足らんということにあるわけなのですが・・・
以下の3つも要因であろうと思っています。

1.舞台美術が<アランガ>並に簡素。 ← 視覚で補えない
2.3人以外の人物は、すべて彼らのセリフで説明される。 ← 視覚で補えない
3.セリフは現代語ではない。

それと、今回、座席もあまりよろしくなかったかも、です。
3列目のサイドだったので、舞台と近いのは良かったのですが・・・

この作品はナンソルの詩(漢詩)が舞台の床に投影されるのですよーー。
この漢詩を読むためには、3列目ではダメです。
おそらく、5列目より後ろに座らなければ、見れないと思うーーー。
韓国ファンの方々は、漢字に不慣れな方も多く、「意味わからん」と言ってましたが、我々日本人は漢字文化圏に住んでいますから、見えない席に座ってはもったいないのですーーー。

ということで、これから予約するなら5列目より後ろがお薦めです^^


あーー、リベンジしたいわーー。

好評なので、再演はあると思ってます。
それまでに、まずは朝鮮の時調(シジョ)について、少し勉強しておこうと思います。
それから時代モノを字幕なしで理解できるように!
語学力ももっとアップさせねば!!!


以下は・・・それでも理解できた部分について書いておきます。


 


ミュージカル<ナンソル>は、許蘭雪軒(ホ・ナンソルホン=ホ・チョヒ)の生涯(の一部)を扱っている作品です。
主人公はもちろん許蘭雪軒(=チョヒ)なのですが、ほぼすべてが、弟であるホ・ギュンの記憶を元に描かれている、というスタイルで進行するので、ホ・ギュンの比重が高いです。

ホ・ギュン役の俳優さんの力量に掛かっていると過言ではありません!

それもあって、チョヒに関してはあくまで弟であるギュンの目に映っていたチョヒの姿、及びギュンが感じたチョヒの内面が表現されていて、間接的にチョヒを理解しているような少々もどかしい感じさえしました。

・・・というより、感情を爆発させる作品に慣れている者(=hyangdae)としては、実は物足りなくもありました。でも、常に何かを我慢しながら(でも乗り越えようともがきながら)生きていたチョヒを語るには、最適な演出だったのかもしれません。



簡単にストーリーを書いてみますと・・・

都城内の壁にチラシを貼り付けて、文章で人々を扇動したという罪に問われ、ホ・ギュンが捕まりました。
ホ・ギュンは拷問にあいながらも、最後まで自分を告発した者が逆賊であると主張します。どうやら彼は仲間から裏切られたみたいですね。裏切った仲間がホ・ギュンを先導者に仕立て上げて、その結果、ホ・ギュンは死刑宣告を受けてしまうのです。

拷問に疲れたホ・ギュンの前に現れたイ・ダル(多分実物ではなく、イ・ダルの魂)。。。

ホ・ギュンは、自分と姉の師匠だったイ・ダルに、自分と姉を捨てて去って行った理由について尋ねます。​イ・ダルはホ・ギュンの姉であるチョヒとの最初の出会いから自分が去るまでの話を始めました。。。

男装で登場したチョヒ。イ・ダルを訪ねて行きました。
イ・ダルを目の前にしながら、イ・ダル本人であるとは気づかないチョヒ。
そんなチョヒに、「あいつは非嫡子だから、学ぶに値しない」と言うと、イ・ダルに対して(当の本人とは知らずに)烈火のごとく怒りまくるチョヒ。
チョヒは、イ・ダルの才能に惹かれて弟子になりたいとやってきたので、怒るのも当然です^^

イ・ダルは非嫡子であるために、虐げられています。身内から殴られ蹴られの毎日のよう。
手を怪我していて、コムンゴの演奏も辛そうなイ・ダル・・・。

一方、弟のホ・ギュンは、今でいう「ひきこもり」なのです。
父親の期待が大きすぎてそれに応えられず、何かで失敗して人前に出られなくなってしまったみたいです。
更に、イジメみたいのも受けてるのか、友達もいない様子で、姉のチョヒだけが心を赦せる唯一の理解者でした。

チョヒは詩作を続けたかったのですが、結婚しました。
(黒い韓服は自由の死を意味してます・・・?)

そして、若くして亡くなりました。。。

ホ・ギュンは、何故チョヒを見捨てたのか、なぜチョヒを連れて逃げてくれなかったのか、とイ・ダルを責めます。

チョヒが、イ・ダルに会わず、外の世界を見なかったら・・・
自分が、賎民たちに文字を教えなかったら・・・

しかしイ・ダルは、すべて分かっているという眼差しでホ・ギュンに問い返します。
「チョヒが、それを望んでいただろうか」、と・・・。

ホ・ギュンはうだうだとイ・ダルを責めるのですが、それが本心ではないことは、彼がイ・ダルと姉チョヒの意志を引き継いで生きてきたことからよくわかります。

彼らなりの自由を求めて、文章に希望を込めて生きてきたホ・チョヒ、ホ・ギュン、そして彼らの師匠であったイ・ダル。。。
許蘭雪軒(ホ・ナンソルホン=ホ・チョヒ)の詩をまじえながら、彼らの生き様を静かに感じとることのできる舞台でした。



イ・ダル役のアン・ジェヨンさんがめっちゃカッコ良かったです^^
関連記事
スポンサーサイト



0 Comments

Leave a comment