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「アナザーカントリー」を見ました(イ・ドンハ、イ・チュンジュ)

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●7月17日(水) ソワレ

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ガイ・ベネット:イ・ドンハ
トミー・ジャッド:イ・チュンジュ
バークレイ:イ・ジヒョン
デビニッシュ:ベ・フン
メンジス:イ・テビン
ファウラー:イ・ジュビン
デラヘイ:キム・ウィダム
サンダースン:キム・ギテク
ハーコート:イ・ゴニ
ウォートン:チョン・ビョンヒョン
Mr.カニンハム:キム・テハン

          

新人くんたち大抜擢!
・・・の演劇作品ですが、検証済の俳優さんたちの出演回で観てきました。(^^;)

可能ならば、新人くんたちの主演の回も含め、複数回観たかったんですよ~~。
枠が無かったのですーー。
結果、1回だけの観劇となりましたが、今回大抜擢された新人くんたちは同じカンパニーの後続作品でも抜擢されているようだからその時に見ればよいですよね^^

アナカンは、しっかり予習をしていったので、劇自体は非常に楽しめました。

新人くんたちもよく頑張ってました!^^

この作品が今上演されたのにはとっても意味がある、と思います!
映画版は古き良きイギリスのイメージが前面に出ていて、美しい映像を楽しむところに主眼が行きがちだったように思いますが、演劇版は演者たちがアジア人だし、舞台美術で表現するにも限りがあるので、雰囲気カットで作品の主題をストレートに伝えてきてますね。個々人がしっかり描かれています^^

ストーリー及びメッセージ性を楽しむなら、演劇版のほうがお薦めです^^ 
 
 
ちゅんトミーが最高~~❤

決して器用とは言えない(と私は思っている)チュンジュさんの仕事への向き合い方と、トミーの社会との向き合い方が、いい感じにシンクロしていたように思います。

実年齢のせいもあり、かなり大人びたトミーではありましたね^^;
ですが、チュンジュさん若見えするし、ご本人自体が中堅俳優クラスのリーダー的存在というよりは弟分っぽい感じがあるでしょ?
大人っぽさと若さ&幼さのバランスが、いい感じで、今のチュンジュさんにとってピッタリの配役だと思えました。

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チュンジュさんが演じたトミー・ジャッドは共産主義を信奉している変わり種なのですが・・・

私は共産主義はあまり好きではないですよ。良いイメージが無い。
比較的平和に運用されている(と思っている)共産主義の国キューバでさえ、LGBTには生きにくい世界だと思うし(もう「だった」になったかな?ラテンはマッチョ指向が高いから大変だよね^^)、芸術やスポーツの分野で成功しにくかったり(アメリカでのようには大金は稼げません、という意味)、とかく共産主義の世界は才能や個性に対して評価が低いようなイメージがあります。
キューバ以外のその他の共産圏には、さらに悪いイメージしかないし。。。

なので、トミーというキャラクターに対してシンパシーは湧きにくいのですが、トミーの思想の根底には「人々の自由と平和」があり、トミーには、人の弱さへの寛容と優しさがあるのですよ。

マティノを慕う下級生に対して、マティノを批判しなかったことしかり・・・
ガイに対して、同性愛の危険性を警告はしたものの、抑圧はおろかガイ個人を否定したりはしなかったことしかり・・・

そういう面が、劇が進行していくにつれ徐々に見えてくるので、次第に好感のもてるキャラクターへと変換していきます。

トミーは、「他人が自分について何を言おうと気にしない。。。」と言っていたけど、ちゅんトミーは少し違うような気がしました。
もともとそういうタイプだったのではなく、そのように自身を作り上げてきたのではないかな・・・?

恐らく、現実の中でいろいろ苦い思いを味わって来たからこその共産主義なのではないか。。。
そこは、いろいろ叩かれているチュンジュさん自身と、重なって見えました。

メンジスたちに都合よく利用されているだけと分かっていながらも、ガスコイン寮の学生たちのために権威社会への介入を決意するも、案の定(?)不要とされて捨てられ、それでも「予想はしていた」と飄々として見せていたトミー。
絶対、平気なはずないですよ。
でも、一時的な感情に振り回されて本質を見失わないための自己鍛錬ができている、そんなトミーだったよね。

私は共産主義には賛同しませんが、トミーの理想がどこにあったのかは知りたいので、一度しっかりとマルクスの書籍を読んでみようかな。。。と思わせるくらい、魅力的なトミーでした!^^



イ・ドンハさんなら、トミーも似合いそうですが、今回はガイ・ベネット役でした^^

プレスコを観るかぎりでは、ウンソクガイは少々シニカルな面貌があるのに対し、イ・ドンハさんのガイ・ベネットは夢見がちな若者、というイメージが強いような気がします。すごく魅力的です^^

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ガイは、なぜトミーではなかったんだろうね? 
ハーコートなんて、ただの飾り人形じゃん~~~。
(というか、あの分量で含みを持たせるには、新人くんには荷が重い。映画とちがってアップもないし。。。^^;)

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社会の縮図を観るようであったアナカン。。。。

バークレイ。
最初の登場は品性があって知的で優雅な若者・・・だったのですが、途中でメッキが剥がれます。
嘆くだけで解決のための一歩を踏み出せない(出さない)バークレイ。最低!

どこにでもこーゆー人いるけど、好い顔してるだけのリーダーなんて要らんから・・・っ!
観ながら、本気で、政権批判してるのかと思いました・・・。
(そういう風に見ていた人はいないだろうけど。ヤバイヤバイ^^)


狂犬的なファウラーも嫌だが、この手の奴は「力には力を」で押さえつけられるじゃん?
現にそうされてたし。


策士メンジスも頭の切れるヤな奴だけど、善人ぶってないだけバークレイよりはまし。
というくらいで、ヤな奴には変わりないです。非常に政治的な立ち回りが上手い子供です。末恐ろしいよ~~。


デラヘイとサンダースン・・・。価値無し。
あ、キャラクターとして、です。担当した俳優さんはよくこのイヤな役を・・・。頑張ってました^^


デビニッシュ。
この子は比較的無害なんだけど、迷惑。。。
分かってない奴ってのは、本人に非はないとはいえ、迷惑。。。

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観る人によって、いろいろな受け止め方をするだろうなと思いました。
良い作品でした。お薦め^^
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