好きな作品一杯あったのに。。。アジアブリッジ

アジアブリッジコンテンツ関連の記事です。

<真夜中に犬に起きた奇妙な事件>は大変なことになっていたんですね。
支払いの件で相手側が怒り、今後韓国での上演は無い、らしいです。これは、別の企画社が名乗り出ても、ダメでしょうね。韓国相手には首を振らないんだろうな、と思われます。同じ原作者、製作社の他の作品も今後は難しくなるかもしれません。韓国演劇界にとって大きな打撃です。それ以上に、非常に不名誉なことだと思います。

キム・スロさん。。。ちょっと悪者にされちゃっていますかねーー?
被害者の一人だと思うのですが。。。

記事中、航空機詐欺の件が記載されているのですが、この事件とアジアブリッジとどういう関係があるのか、がよくわかりませんでした。航空機詐欺事件の被害者であるキム・スロさん、新たに大量の航空機を買いなおさなければならず、もしそのお金があったらアジアブリッジ側に融資できたのにそれができなくなった・・・ということが書きたかったのでしょうか?
多分記者さんの推測なので断言はしづらかったからこんな風にあいまいに書いたのかもしれません。なら書くなよーーと言いたい!


とりあえず、故人の冥福を祈ります。

が。

残された職員の方々やアジアブリッジ所属の俳優さんたち(パク・ハングン氏とか。彼も絶対お金貰えてなかったよね?)がとても心配になります。。。



元記事はこちら → オーマイニュース


企画会社代表の死、キム・スロプロジェクト没落... 加害者は誰?
[企画] 故チェ・ジンアジアブリッジコンテンツ代表の死、公演界の構造的問題は現在進行形

「チェ・ジン代表、自殺したらしい」

21日午後、故チェ・ジンアジアブリッジコンテンツ代表が亡くなったという話を他社の同僚記者から初めて聞いた時、心の中で何かが「どん」と下がる感じだった。 故チェ代表がアジアブリッジコンテンツのペイ(スタッフ賃金、俳優出演料など)未払い事態を取材した記者たちの連絡を受けていないという話は何日か前から行き交った。 公式チャンネルが黙っている状況で、周辺の人々は「まさか」「どうか、そうではないであろう」と思いながら、ひょっとしてという期待を抱いた。 しかし事実であり、SBSが21日午後遅くに最初の報道をして世の中に知られた。

「少し前まですごく憎んだ人でしたが、いざこのようになるととても…。」

ある関係者は記者との電話中に最後まで言葉を継ぐことができなかった。 それほど故チェ代表の死が公演界に伝えた衝撃は大きかった。

演劇・ミュージカル界で賃金が滞るのは日常茶飯事である。 ある会社代表は会社を放り出して海外に逃避したりし、ある会社は上演を翌日に控えて公演を取り消したりした。 しかし大衆性と作品性をすべて兼備した作品をいくつも出仕した商業劇企画会社の代表が自ら命を絶ったのは初めてである。

負債が90億ウォンに至るほど危うかったアジアブリッジコンテンツの事情は<ブリッジ経済>の11日報道を通じて知られた。 8月3日、裁判所に回生手続きを申請し、ソウル回生裁判所第11部はこれを受け入れて7日に包括的禁止命令公告とともに債権者名簿を公開した。 債権者中、相当数は俳優あるいは俳優が属した所属事務所だった。 しかしアジアブリッジコンテンツが揺れているという話は遥か前から出回っていた。 公演に誠実に参加したが契約金を十分にもらうことができなかった俳優があふれて、スタッフの中にも賃金が滞る場合があった。 ツイッターにはペイ未払いに抗議するためのアカウントが作られた。 最近までもいくつかは実際に法的対応を準備中だったという。

故チェ代表がとりわけ悪毒な事業者だったのではない。 彼は公演を愛する人の中の一人であり、実際公演界の発展に寄与したところも大きい。 しかしだからといって生前の故人に向けて批判の声を高めて、ペイ支給を要求した者たちが罪人扱いされてもならない。 彼らには当然の権利要求であり、アジアブリッジコンテンツのペイ未払い事態は相変わらず現在進行形である。 これはアジアブリッジコンテンツだけの問題ではなく公演界全体が抱えている問題でもある。

没落

アジアブリッジコンテンツを代表する看板は「キム・スロプロジェクト」である。 2011~2012演劇<不届きなロマンス>で始めたこのプロジェクトはキム・スロ(SM C&C)がプロデューサーとして参加し、故チェ代表と意気投合した結果物である。 国内創作陣と俳優にさらに多くの機会を提供し、国内観客がさらに多様な種類の作品を鑑賞できるようにという趣旨で意欲的に始めた。 結果は記念碑的だった。 「ブロードウェイ」に代表される大劇場ライセンス主体の国内舞台環境において、国内では珍しい小さな規模の「オフブロードウエイ」作品を興行に成功させた。 また演劇もいくらでも大劇場で好演することができることを証明したりして、性少数者問題に積極的に声を出す作品も紹介した。 「キム・スロ」という名前は大学路で公演の信頼度を決めるキーワードになるくらいであった。

2014年から2015年はセウォル号惨事とメルス余波などで公演界全体が沈滞した時期である。 しかしアジアブリッジコンテンツは攻撃的に作品を上げて、事業も拡張した。 演技学院設立、カフェ運営など多角度で収益モデル創出のために努力した。 しかしキム・スロプロジェクトの一環で良い公演を多くの舞台に上げたが商業的には引き続き失敗した。 損益分岐点を越した作品は手で数えられる程度であり、これによって2016年上半期から本格的に資金圧迫に苦しんだ。

13番目の劇、ミュージカル<ゴレゴレ>の場合には映画にする過程で負った損害が大きかった。 ミュージカル製作に18億ウォンほどかかり、映画化に追加で10億ウォン(マーケティング費除外)が必要になったと推定される。 2015年クランクアップされたが、映画館を確保できず寝かしておき、今年5月に辛うじて封切った。 しかし製作してからしばらく後にやっとスクリーンに上げた作品だったため、上映館さえ十分に確保する余力がなかった。 特別な反応を呼ぶことができなかったまま、相当な損害だけ残した。

ここに破裂音がもっと大きくなったのはキム・スロプロジェクト14番目の作品である演劇<真夜中犬に起きた奇妙な事件>だった。 国内初演当時、評壇と観客皆に好評を博した。 しかし原価を下げるために台本だけ輸入する方式で進行されたが、海外原著作者にライセンス費用を払うべき時に支給できずに問題が大きくなった。 著作権者の反発により、これ以上の国内公演自体が永遠に不可能になった。

大概、公演は初演時に高い費用が必要となり、再演、再々演を経て費用が減少して収益が高くなる。 斗山アートセンターヨンガンホールで<真夜中に犬に起きた奇妙な事件>再演を準備中だったアジアブリッジコンテンツは計画に大きな失敗をもたらすようになった。 もう劇場借用をしておいたため、舞台を空けておくことはできなかった。 「代打」で<タクシードライバー>を上げたが、最初に小劇場用として製作された作品を急に中・大劇場規模に拡張したため、成果は良くなかった。 2015年にはかなり人気だった<タクシードライバー>だが、2016年結局借用期間を満たすことができず早期終演するようになる。

19番目の劇<ゴーントゥモロー>もアジアブリッジコンテンツに大きい打撃を与えた。 野心満々に上げた大劇場作品であり、クオリティも悪くなかった。 しかし大劇場用に製作された初演創作劇が初めからうまくいくのは難しかった。 それでも後半部には口コミのおかげで切符が少し売れたが、累積した赤字を埋められるわけはなかった。 アジアブリッジコンテンツが俳優とスタッフのペイを支給することができないという話も<ゴーントゥモロー>時から大きく出回り始めた。 出演俳優の大部分が現在までも十分に出演料を支払ってもらえなかった状態である。 以後20番目であり最後のキム・スロプロジェクトであるミュージカル<ロミオとジュリエット>まで商業的反響を起こすことができなかった。 今年の始めに幕を閉じた<ロミオとジュリエット>の場合、アンサンブルペイも未払いな状態である。

「キム・スロプロジェクト」の没落とともにアジアブリッジコンテンツは結局90億ウォンの負債を抱えるようになった。 生計の脅威を感じるようになった俳優もおり、ペイされることを初めから放棄した俳優もいた。 一部職員は退職金さえ十分に受けることができなかったことと確認された。

原因

キム・スロプロジェクトを通じてどのような作品をいつどのように上げるかに関する意思決定はキム・スロと故チェ代表二人だけが論議して決められたと言う。 この意思決定に関与することができる多数の合議体や牽制機構(取締役会など)はなかったことと見られる。 故チェ・ジン代表だけでなく、一緒にキム・スロプロジェクトを導いてきたキム・スロの責任(ペイ未払い、赤字累積)を取り上げる者たちも一部いる。 これについてキム・スロ側に公式的な返答を要請したが十分な話を聞くことができなかった。

しかしプロデューサーキム・スロが道義を守るために個人的に努力したという主張もある。 ある関係者は 「キム・スロは自分が貰う出演料だけでなく、プロデューシング費用も後順位で持ち越して、放送出演などで稼いだ収益と私費まで使ってプロジェクトの赤字を埋めるために努力した」と明かした。 他の関係者は 「キム・スロ個人の責任が確かになくはないが、後輩ったいのペイにも彼なりに神経をたくさん使った方である」と言った。

また他の関係者は 「去年公演界全般を揺るがした「旅行詐欺」事件の最大被害者の中の一人がキム・スロだった」と明らかにした。 ある旅行社職員が親しみを利用して、当時多数の公演関係者を相手に 「安い値段で航空券を斡旋してくれる」といって起こした詐欺行脚だった。 この関係者は 「(キム・スロが)督励次元で俳優及びスタッフたちを団体で旅行に出してあげようとして大金を使った」と言い「1億ウォン台の損害を見たことと分かっている」と伝えた。 詐欺被害者になって 「キム・スロ個人の力量だけで累積したペイ未払いを適正水準で管理するのが不可能になったようである」という解析もある。

キム・スロについてきれいでない視線もある。 ある関係者は 「キム・スロ個人が努力したのは一部認めるが、親しみに訴えるとかプロジェクト長期合流などを引き合いに出して一部作品の俳優出演料を低く策定したという疑惑がある」と問題を提起した。 巷間には故チェ・ジン代表との不和説を取り上げたり、責任逃れのためにわざわざ手を離したのではないかと言ううわさも出回る。 実際にキム・スロはアジアブリッジコンテンツとは別にダブルケイフィルムエンシアターとともに「キム・スロCurated」シリーズもやっている。 ミュージカル<インタビュー>が代表作である。 しかしこれに対して違う関係者は 「キム・スロと故チェ・ジン代表の不和説は全く事実ではない」としながら「作品選択に対する異見があり、別のプロジェクトで進行したのであり、個人的に戦ったのでは絶対ない」と釘を刺した。

構造的失敗

公演界には赤字が積もってもずっと公演を上げる「爆弾回し」が一般的である。 そのようにでもすればこそお金が回り、滞った費用を支払えるからである。 例を挙げれば、A作品を通じて得た損害はB作品を通じて入って来たお金で一旦埋める。 このためいざB作品にかかった費用はB作品のチケット値段ですべて充当できない。 代わりにBの赤字は次のC作品で挽回する。 A作品の赤字が大きくてB作品だけでまかなえなければ、C作品の収益までAに注ぎ込む。 「五つの作品の中で一つくらい破綻しても大丈夫」という話は、赤字幅が回って大きくなっても、一作品でも大きく興行収益を上げれば一回で解決できるという意味である。 アジアブリッジコンテンツはこの過程で結局崩れたのである。

マニアの消費が定数なら、一般観客の観覧は変数である。 作品が成功するためには特定作品を多くの回送で観覧するマニアを安定的に多数確保した状態で、公演に好奇心を持って一度やってくる観客をずっと呼びこまなければならない。 しかし久しい景気低迷、雇用あるいは賃金上昇のない成長が持続し、中流階級の文化消費は顕著に抑制されている。 財布が限定的な状況で観客は合理的に消費するしかない。 ここで「合理的」消費とは、失敗の機会費用を最小化することである。 リスクを減らすために観客はどうしようもなく海外有名ライセンス作品あるいは認知度が高い俳優の劇を選択する。 一度聞いてみた、あるいは誰かによって検証されたことが当然な選択に票が集中する。

多数の公演創作者は海外有名ライセンス作品をどうにかしてでも高い値段を与えて買って来て、有名スター俳優のネームバリューに依存するためにキャスティングに執着する。 一日稼いで一日食べて、生活が厳しい俳優が無数にいる一方、数人のスター俳優のペイはあまりにも高く策定される。 公演製作費の大部分を劇場借用とライセンス、キャスティング費用に支給したら、劇自体のクオリティを高めるための他の作業に回す分け前は低くなるしかない。 最近の数年間、叙事の穴と蓋然性失踪を音楽と俳優の力でカバーする問題が繰り返されるのもこれと無関係ではない。

ここにあまりにも不動産に束縛されている韓国の経済構造も一役買っている。 「造物主の上の建物主」という言葉は公演界にもそのまま適用される。 劇場主(建物主)の過度な利益搾取はチケット費用の持続的な上昇要因になり、不足な観客需要にも価格が調整されない奇現象が起こる。 観客は高いチケット価格を負担して、大部分の俳優は薄給に苦しみ、創作者は損害を甘受する構造が固着化されたのである。

余剰利得の相当部分は海外ライセンス業者と劇場主が持って行く方式である。 しかしエムミュージカルアートの<ロッキー>が公演取り消しになりディキューブアートセンターが莫大な損害を被ったように、ともすれば公演界全体の持続可能性を害することが有り得る。 特に投資誘致が容易でない初演創作劇の場合、状況はもっと劣悪である。 ある関係者は 「観客の反応が良くても投資誘致が容易でなく、借金をして劇場借用をしたり容易ではない。 公演自体を放棄する場合もある」と残念がった。

代案

創作陣、俳優、観客の中に一方的な加害者は誰もいない。 しかし皆の善意は構造的問題の前で何ら力を発揮できなかった。 惨事を繰り返さないためには根本的な問題から直していかなければならない。 経済活性化を通じた全般的な需要上昇も重要だが、まず初演作品を上げるのにかかる高コストを軽減しなければならないという声が高い。 韓国文化芸術委員会を中心に作品支援が続いているが、全体パイに比べて相変わらず不備であるというのが全般的な公演界の世論である。 文化芸術コンテンツの特性を勘案した時、作品が失敗した時の負担を個別の劇団や企画会社が全部抱えるよりは公共の領域である程度分けて負わなければならないという話である。

金銭的な支援を拡大するのも重要だが、公共劇場の拡大を通じて劇場借用料の圧迫を解消してあげるのも一つの方法として紹介される。 現在は劇場供給の絶対多数を民間で責任を負っている。 このために劇場を借りにくい劇場中心の公演体制を超えて「脱劇場」を考えている劇団もある。 公共劇場の拡大は現実的に高い劇場借用料の壁を少しでも崩すことができる。 良い作品なら観客に紹介されうる最小限の機会を与えることで、再演それ以後を眺められるようにする。

俳優の労働者性を認めてあげなければならないという世論も大きい。 現労働基準法上、個別俳優が労働者として認められることは非常に難しい。 去る数年間発生した一連の事態で関連当局、特に労働庁で前に出にくかったのも法的根拠がないからである。 協会や俳優労組の創設の動きは粘り強くあったが、可視的な成果を出したケースはまだ全くない。 ある関係者は 「ランニングギャランティー導入、演習期間から固定されたペイ支給、事前契約書作成など多くの実験が続いて代案で提示されているが、まだ言葉通り実験段階」と言いながら 「これを法制化・義務化して劣悪な処遇の俳優とスタッフを保護しなければならない」と言った。

アジアブリッジコンテンツは最近演劇<デストラップ>を早期閉幕した。 今年アジアブリッジコンテンツが上げたミュージカル<狂炎ソナタ>と演劇<デストラップ>のペイ支給可否も不透明な状態である。 やはりペイ未払い問題の話が漏れた文化アイコンのミュージカル<偉大なるギャッツビー>が9月3日予定より早く幕を閉じる。 まだ何も解決されなかった。
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というか、韓ミュー関連ばっかです^^

好きな韓ミュー俳優さんは、キム・ダヒョン、ハン・チサン、この二人が私の中でのツートップ。この二人に続く三位争奪戦がなかなか激しい状態です(笑)。

好きなアーティストは、チェ・ドンハ、パク・ヒョシン^^

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